そこにはいつも君がいた



そこは、明らかに屋上ではなかった。

私は自分がいる部屋を見渡した。狭い空間は大きな物、小さな物であふれていた。

私は入ってきた扉を開けて、頭を覗かせた。

いつもの、屋上の扉がある、校舎の最上階だ。


私は入っていた部屋を出て、辺りを見回した。

今まであんまり気付かなかったけど、いつも通ってる、屋上につながるドアの隣にはもう一つドアがあった。

そこには、『物置き』と書いてあった。

私は慌てて、間違えてそこに入ってしまったみたいだ。


もう一回、なんとなく、物置きに入ってみた。

物置きだとしても、いくらなんでも物が多すぎる。よく見ると、そこには寝袋や服なども置いてあった。


何気なく、拡散した物を見ていると、ある物が目に止まった。


それは、古い、使い果てた運動靴だ。


私はしゃがんでそれを手に取り、手で回しながら見ていると、かかとの部分に何かが書いてあるのに気づいた。


私は消えかかった字を、目をこらしながら読んだ。



そこには、こう書いてあった。





3−4 宮崎白斗