そこにはいつも君がいた



外は雲ひとつない快晴で、太陽の光が私の住む街を照らした。

こんなに気持ち良く感じた朝は、久しぶりだ。



私は余裕で朝礼20分前に校門についた。

「おはようございます!」私はあの怖い社会科の先生に、どうだ!、と見せつけるように、元気良く挨拶をした。

何回も遅刻をしてるからか、彼は私のことを覚えていたみたいだ。少しびっくりして私を見たが、頷いて、「おう、おはよう。」と言った。


私は胸を張って門を通り、教室へと向かった。



「あかね!」

勢い良く教室の扉を開けて、大声で親友を呼んだ。クラスの何人かが私の方を見た。私はまっすぐあかねのいる席に向かった。

「愛子?早いね。」あかねは私を見た。

「ねえ、聞いてよ!」私は顔を近づけてい言った。

「なに?」


「あのね、私は愛でいっぱいなんだよ!」



しばらく私を見て、あかねは答えた。

「それ、幼稚園の時に聞いた。」

「え!うそでしょ!?」


あかねは微笑みを浮かべ、「ほんと。」と言った。