そこにはいつも君がいた



私はとんでもない事をしていた。



そう思いながらも、私は学校の裏門へと向かった。



午後11時半。



こんな時間に白斗が学校にいるはずがない。



だけど、なんとなく行けば会える気がした。彼は、何曜日の何時間目の授業をさぼっても、必ず彼の姿は屋上にあった。



だから、白斗を求めて家を出た私には、こうしていつも彼がいる学校へ向かうのが一番良い選択肢だと感じた。



私はようやく裏門の前に辿り着いた。


そして、裏門の鍵を開けた。門は不気味な音を立てながら開いた。



二日連続も夜に学校へ行くなんて、私はどうかしてる。




だけど、いつもみたいにまた、あの屋上へ行けば、彼に会える気がした。



私は今日限り、自分の感を頼って裏門を通った。