「愛子?」 私は立ち止まった。 この声・・・・ 昨日聞いた。 この優しくて、語尾がはっきりとした、私の大好きな声。 昨日は恐怖のあまり気づかなかったけれど、私はこの声を確かに昨日の夜、あの科学室の前で聞いた。