そこにはいつも君がいた



どういうことだろう。


理解ができない。本当に白斗が紅葉の迎えに来たのか。


でも彼は今、仕事をしているはず。帰りが遅くなるほど忙しいはずなのに、紅葉の迎えをしている余裕なんてあるはずがない。



でももし、誰かが自分は紅葉の父親だと言って紅葉を連れて行ったなら・・・!



不安と恐怖が込み上がってきた。




私は家へ向かう足のスピードを上げた。