そこにはいつも君がいた



そして私は、あかねに全てを打ち明けた。念のために白斗からも許可をもらって、私は彼女に白斗のことを、あの屋上で会った日から、それまでに至ることまで、全部教えた。


意外と、彼女はすんなり受け入れてくれた。

「なるほど。そうしたら、全部繋がるね。」

「え?それだけ!?」

「え、何?他に言って欲しいことあった?」

「いや、そういうわけじゃないけど・・・。」もっと驚くかと思ったが、相手はあかねだ。だいたいの予想はついていたのかもしれない。もしそうだとしたら、あかねは私が思っていた以上の超人だ。

「・・・ごめんね、今まで隠してて・・・。」

「だから、気にして無いって言ってんじゃん。ありがと、教えてくれて。」そう言ってあかねは私に微笑んだ。


あかねに隠し事をする必要が無くなると、何か、肩から重いものが落ちたように感じた。



ちなみに、あかねにも進展があった。前に一緒に花火大会に行った二年の先輩と、付き合うことになったらしい。学園祭で、あっちから校舎裏に呼び出されて告白されたんだとか。

この二人がまた、とてもラブラブなのだ。二人とも無意識みたいで、隣にいるといつもいちゃつきオーラで圧倒される。


あかねに彼氏ができ、白斗のことを彼女に話せる状態になって、私たちは恋バナをよくするようになった。まさか、あかねと恋愛を語り合える日が来るとは、思ってもいなかった。