5、4、3、2、1。





・・・。



ガチャ。




「おーおはよー湊!」




「おはよーごめん待った?」



「まじめに今 湊んちついたばっかだわ 笑」




「まじ!?すげータイミングだな!笑」




そんなのタイミングが合うなんて当たり前
ことだけどね。




「んじゃ、行こうぜー」




「おう!」






こうして毎朝 友達の 富永 怜(とみながれ ん)に家に来てもらい、一緒に学校に行く。




「あー今日漢字テストじゃん!まじだる
いわー。」



憂鬱そうに怜が言う。




「でもいいよなー湊はいつも満点とれて。
いつもどんな勉強してんだよ〜」



「別にそんな特殊な勉強なんてしてないっ
て!たまたま予想してたところが出ただだ
けだよー!。」




「何だよーそれー。嫌みー? 笑」





嘘つけ。俺より点数低いとか言って、
毎回満点とってるじゃあねぇか。