子うさぎと狼さんの恋物語。

「ありがとう。家はこの近くなのか?」


「はい、ここから歩いて数分の場所にあります。」


そして、おばあさんはわかりやすく道を教えてくれた。


「それではこれで。色々ありがとう。本当に感謝しているよ。」


「こちらこそ、このような老婆がこのようなところで姿を拝見出来るとは思ってもいなかったのでとても光栄ですよ。なにかは分かりませんが、上手くいくといいですね。」


「ありがとう。」


レイは、おばあさんの言葉にもう一度礼を言うと店をあとにした。