「まぁ!騎士様がこのような所においでになるなんて!」


俺が店に入った途端、店長らしきおばあさんが声をあげた。
この格好をみてかなり驚いたようだ。


「あぁ、いきなりで悪いんだか、俺に合いそうなものを一式選んでほしい。
この服だと目立ちすぎて困っているんだ笑」


「かしこまりました。少々お待ちくださいませ。」


90度のしなやかなお辞儀をして、おばあさんは店内を軽く見渡した。