子うさぎと狼さんの恋物語。

「ふぅ〜。」


ヴォルクはベッドに寝転びながら、また少女のことを思い出していた。


あの笑顔を見ると自分も嬉しくなり、泣きそうな顔を見ると悲しくなる。


初恋ながら一瞬で自覚したヴォルクは、少女の笑顔を思い浮かべながら目を閉じた。


「もう一度会いたいな…。」