父上と母上と軽く話しながら食事を終え、2人は先に戻っていった。


「ごちそうさまでした。
シェフ、今日も美味しかったよ。」


「ありがとうございます。
いつもおいしいと言っていただいて光栄です。」


「もうすぐパーティもあるから、メニュー期待しているぞ。」


「はい。今回も必ずご期待に応えます。」


「ははっ、楽しみだな。」


ヴォルクは、もうすぐ開かれる定期パーティに少し心踊らせながら書斎へと向かった。