「あのさ、逢坂くん……」




「ん?」




「今日、2人で……お話とか、できないかな……」




一瞬、驚いたみたいだったけど、すぐに彼は優しい表情になった。




「いいよ、外の庭でいいかな」




「う、うん!」




「じゃあ、行こうか。

 今からで、いいのかな」




「うん!」