不器用な悪女

私が泣き出したことで彼女も戸惑ったらしい。






「えっ、、と」







「はいストップ」








トイレのドアから突然男の声がしてドアが開いた。







「陸さん、、、」






その声の主は幹部の高田陸(たかだりく)さんだった。