「俺?俺はお前と同じ日…ハンカチに名前が書いてあった」

「えぇ?えっ、名前?」

「あぁ、名前が書いてあったぜ?保志 葵って、あっハンカチ返す」

俺は棚のところに飾ってあるハンカチを返す

「ほ、ほんとだ!!」

本当に君も気づいてなかったみたい


「ありがと~、洗濯までしてくれて!!」


「なぁ?」


「何?」


「したの名前で呼んで良いか?」


「良いよ?その代わり私の呼ぶよ?」


「別にイイ」

「龍?」

不意打ちだ


心の準備がまだだったせいか顔が熱くなるのを感じる


「葵っ」

俺も仕返しに言ってやる


すると彼女の顔がミルミル赤くなってポンッっと言いそうなぐらい赤くなった