「帰りも迎えに来ますから。」 その声には答えず、 無言で車を降りて後ろ手に扉を閉める。 車の中でも確認したが、もう一度自分の格好を見下ろす。 白いシャツに赤いスカート。スカートと同じ柄のネクタイをして、黒い薄手のカーディガンを羽織っている。 …特に格別目立つところも無ければ地味すぎてこれまた目立つところも無い よし 同じような制服を着た人混みの波に揺られて歩くこと約五分