「はぁ……ほわぁ」 軽く息を吐き、視界いっぱいの満点の星空にゆっくりと白い煙が広がっていくのを眺めて、私は感嘆の声を上げた。 キラキラと光る粒を撒き散らした布のような空が、今にも自分を包み込んでしまいそう…… 「くちゅんっ」 すぅっと息を吸い込むと冬らしい澄んだ冷たい空気が鼻をくすぐり、思わずくしゃみをしてしまう。 「うぅ〜さむい〜」