同室は、自分より年下の子達ばっかりで、まともに話せる人がいない。 でも、唯一私の話し相手になってくれる人がいる。看護師の澪さんだ。 「澪さーん、元気ー???」 「あ、さくちゃん、私は元気だよー。さくちゃんはどーなのー?」 「私は元気が有り余ってる!!!」 「ならよかった。でも、一応病人なんだからね。」 「うん、ありがとう!!!」