大切な人

「俺もそろそろ帰るね」

「うん」

「また明日」

「またね」

達也が帰ると言い出し物凄く寂しくなる

もっと一緒にいて欲しい。

もっと私に触れて欲しい。

最近皆と別れるのが本当に寂しい

ひとりにしないで。

なんてガラにもなく思ってしまう

「眠い...」

今日はもう寝よう

明日になったら皆に会えるから

早く寝れば皆に会えるから

夜の病院は寂しい

私だけ置いていかれたような孤独感がある

早く寝よう

ゆっくりと瞼を閉じた