大切な人

「達也もりんご食べる?」

「ありがとう」

「達也くんこの間はありがとうね」

「いえ、こちらこそありがとうございます。」

「千夏をよろしく頼むよ」

「はい!」

それからは面会時間が終わるまで皆で話したりちょっとしたゲームをやったりして過ごした

「じゃぁ千夏、また来るからね」

「次はプリン買ってきてやるから楽しみにしてろよ」

そう言って親は帰っていった

「千夏」

「どうしたの?」

「目、瞑って」

「?」

何がしたいのかよくわからなかったけど取り敢えず言うとおりに目を瞑ると唇に柔らかい感触がした

「?!/////」

「かわいい」

間近で目を細めて笑う達也に目を奪われる

「な、なな急に?!」

何故急に?!

って言いたかったのに舌が回らなかった

「したくなったから」

恥ずかしみもなくサラッという達也はたまにすごいと思う