大切な人

「病院寂しくない?」

「大丈夫だよ。夜の病院って怖いってイメージあったけど今はそんなこと思ってないよ」

「ならよかった。」

「お母さん、そろそろ帰らなきゃ」

「そうね。千夏に私の料理を食べてもらえないの寂しいわね」

「誕生日の日楽しみにしてるよ」

「腕振るわなきゃね」

「うん」

「それじゃぁ帰るわね。また明日来るから」

「またね」

「またね」


母は名残惜しそうにして帰っていった