カッコよくなりすぎっ!

女の子が隼人にバトンをパスした。



隼人が走り出す。


でも、バトンタッチした時点で、Eクラスからもかなり離されていた。



「あ…もうダメだよ…」

「さすがに抜けないよね…」


クラスの子たちは、諦めたような言葉を口にし出す。


諦めるのは、まだ早いよ…!



私は息を思いっきり吸って、全力で叫んだ。



「隼人頑張れー!!!」


クラスの子たちが一斉にこっちを見るのを感じた。


でも気にせず、叫び続けた。



「頑張れー!!!」



恥ずかしい気持ちももちろんあった。


でも、隼人のために何かしたかった。



左手でTシャツにつけたピアスをぎゅっと握りしめる。


隼人、頑張って…!



すると…