カッコよくなりすぎっ!

「隼人、ありがとう。ごめんね、私のせいでそんな…」

「お前のせいじゃねーよ。こんなの全然………っ!?」



隼人が包帯に巻かれた傷口あたりを押さえる。


やっぱり、痛いんだ…。



「無理しちゃダメよ。これじゃ午後の種目は無理ね」


先生が首を振りながら言う。



え?でも隼人、あと綱引きと男女混合リレーのアンカーが…!




「こんなん平気だって。俺出るから」

「何言ってるの!傷が悪化したらどうするの!?大人しくしてなさい!」



止める先生に、隼人は頑として譲らない。



「俺のせいでクラスに迷惑かけれねえよ。絶対大丈夫だから、体育祭終わるまで見逃してください」



隼人…。


先生はため息をついた。



「…分かった。その代わり、リレーが終わったらすぐここに戻ってきなさいね」

「はい」



隼人は怪我がバレないよう長いジャージに履き替えて、一緒にクラスの方へ戻った。