カッコよくなりすぎっ!

………


…あれ?



衝撃は来ない。



恐る恐る目を開けると…


「お前ら何してんだよ」



隼人がナオの手首を後ろから掴んで止めていた。


顔は…かなり怒ってる。



「えっ!?あ、あ……」


まさか隼人が来ると思わなかったのか、ナオも他の2人も焦ってる。



「お前らこんな汚ねえ事して恥ずかしくねえの?凛に手え出してタダで済むと思ってんのか」



今にも殴りかかりそうな雰囲気。


ナオは取り繕うように言う。



「あんたには関係ないじゃないっ!わ、私の方がそいつより全然デザイン上手だし…」

「はあ?てめえいい加減にしろよ。そう思ってんならこんなことしねーだろ。凛より自分が劣ってると思ってるからこういうことするんだろ?」

「…っ!そうじゃ…ない…し…っ」



隼人の後ろに、女子2人のうち1人が、落ちていたのか錆びたトンボのようなものを構えている。


え?


まさか…