カッコよくなりすぎっ!

状況が全く分からず、固まっていると、ナオが口を開く。


「お前まじムカつくんだけど」



え…?



「こいつ調子乗ってるよね。そんな絵ナオだって描けるし」


他の2人も同調する。



なんで?


またその話……?



クラスごとにTシャツのデザイン色々あって、それぞれ違っていいよね。で済む話じゃないの?



自分のが特別優れてないとそんなに気にくわないの…?



「おい、何とか言いなよ」



ナオに肩をドンと押され、体育館の壁に背中がついた。


急に恐怖を感じる。



「ねえ、AクラスのTシャツより、BクラスのTシャツの方が全然いいよね?ねえ?」


ナオが私の真横に手をついて、すごい冷めた顔で睨む。



私が頷けば、この場は収まりそう。



頷くのが1番いい。