カッコよくなりすぎっ!

「凛、帰るか」

「あ、うん」



荷物をまとめて、隼人と教室を出ようとした。



「吉永さん、ばいばーい!」


近くの席の子たちが、ニコニコして私に手を振ってくれる。



私も嬉しくて、笑顔で返した。



隼人は、無表情のまま教室の外に出た。



「…隼人」

「あ?」


夕焼けの帰り道、 隼人に聞いてみた。



「隼人はクラスのみんなと仲良くしなくていいの?」


隼人は少し黙って答えた。



「別に?凛いるし」


…あれ?


なんだ、私が思うほど、隼人は気にしてないのかな?



「…そっか」


なら、これ以上はお節介かも。



もう聞くのをやめようとした。


すると…