カッコよくなりすぎっ!

え…?


声のする方を見ると、怖い顔した、なぜか真っ黒な髪の荒川くんが立っていた。



「なんだてめー。関係ねーだろが」

「そいつ俺の女なんだけど」



…えええ!?



こんな状況なのに、顔がかああっと熱くなった。



「汚ねえ手離せ」


荒川くんは、私の手首を掴んですごい力で引っ張る。


ヤンキーの腕から解放された。



「なんだとてめー!!!」


荒川くんは私を後ろに隠すように立った。


そして、小声で言った。



「…少し離れてろ」

「…え?」



次の瞬間、荒川くんはヤンキーたちに突っ込んでいった。