カッコよくなりすぎっ!

4限目が終わって、昼休みになる。


みんなが席を移動させて、友達同士でお弁当を広げる。



この時間が一番嫌だ。


自分が浮いてるのが、ハッキリ分かっちゃうから。



暗い気持ちで、お弁当を出した。



「なあ」


!?


また、荒川くんに声を掛けられる。



「な、なんでしょう…?」


恐る恐る隣を見ると、やっぱり無表情でこっちをじっと見る荒川くん。



「一人で食うの?」



うっ!


痛いところを突かれる。



「私、友達いないから…」


うつむきながら、ボソボソと答えた。



「…ふーん」


絶対引かれた。


暗いヤツって思ってるだろうな…。



「じゃあ」


ガタン。

…え?



荒川くんが椅子を私の席の横に付けた。



そして、何事もなかったかのように座る。



「一緒に食おーぜ」