カッコよくなりすぎっ!

なんで?


そうじゃん、私、隼人の彼女じゃないじゃん。


なんで、ちょっと傷ついたの……?



「そうだよな、お前昔から彼女作んないもんなー」

「ほんと、寄ってくる女全部あしらっててもったねー」


友達たちが笑ってる。



隼人、彼女作ろうとしたりしないんだ…。



「いいだろその話はもう」


隼人がイライラしてる様子で言う。


「ねーだからさ、華歩と付き合ってみよーよー」

華歩ちゃんがまた、隼人の腕に抱きついた。


胸を押し付けてるように見える。


またその場から離れたくなる。


なんだか二人を見たくない。


でも、なんで…?



理由が分からなくてもやもやして、やっぱりそこから離れられない。



「それはない、って何度も言ってるだろ」

「えー隼人はそういうの疎いから目を晒してるだけだよー。ほら、試しに…」


華歩ちゃんが、隼人の顔に、顔をグッと近づける。


「キスしてみない?」