カッコよくなりすぎっ!

「ちょっと…何!?」


私は手を振り払おうとしたけど、できない。

すごい力。


「お前何で連絡無視するの?」

「はあ?連絡なんて来てな…」


携帯を見ながら言いかけて、止めた。


メッセージが一件。



『さっきはごめん。怒ってる?』



…やば。

他の広告メッセージとかに紛れて、全然気づいてなかった。



「…ごめん。無視したわけじゃなくて…他のメッセージとごっちゃになって…」



さすがに申し訳なくなって、うつむきながら弁解をする。

恥ずかしくて顔がかあっとした。



「…じゃあ仕方ないけど…」

「隼人ー!その子誰?」



隼人の友達たちがこっちの方に歩いてくる。

とっさにその場から離れたくなったけど、連絡を無視しちゃった手前、申し訳なくて流れなかった。


「まさか彼女か!?」

一人が興味津々な顔で言う。

顔がまた熱くなった。


「ちげーよ」


隼人の一言に、胸がチクンとした。