カッコよくなりすぎっ!

その集団をよく見ると、隼人がいる。


ああそっか、向こうの友達が遊びに来てるんだ。

その集団には、華歩ちゃんらしき人もいた。


みんな、楽しそうに話している。

時々、笑い声が聞こえてくる。



なんとなく、胸が苦しくなる。


なんだか、私の知ってる隼人じゃないみたいだ。


私とは何というか、違う世界の人だというと大げさかもしれないけど、そんな風に思ってしまった。



見てたらつらくなってきたから、もう帰ろうと家の方向を向く。


すると……



「凛!?」


振り向くと、隼人がこっちを見ている。

他の人たちもつられてこっちを見始めた。



急に恥ずかしくなって、私は向き直って早足で歩き始めた。



「おい待てって!」


手首を掴まれる。


振り向くと…やっぱり隼人だった。