【短編】今まで書いた寄せ集め恋愛小説

最悪の幕開け…──それはあの話。

あの猫は「キク猫」というらしい。紅兎なのに…。

でも、猫みたいに目がつりあがっていた。

「しょうがないなアリア。 ま、あたしはこんなことはおきるって思ってたけどね。」

「凄いなリア。」

『…。  どんなことなのリアと猫?さん』

「俺のことはキク猫でいい。どうせ一緒に旅をするんだからな。」

『…?』

「まぁ、いいわ、これから話す。キク猫?腕を押さえつけといて。」

「はいよ~。」

『ちょっ、離してよ~!!』

「じゃあ逝ってあげるわ。 後三十秒待ってね。」

と、リアは言って服を脱いだ。

こんなものは邪魔だ!

と言っているように。