【短編】今まで書いた寄せ集め恋愛小説

「やめな。 リア。」

止めてくれたのはあのフードを被った紅兎。

「だってぇー…。」

「どうせ同じことになるんだから最後まで生かせておけ。」

「はぁーい。」

『ねぇ、リア。 そして兎さん。 どういうことなの?』

「もう、無理だな。 リア。 アリアが怒ってっぞー。」

「そうね。 キク猫。 言ったほうがいいわね。」

あたしはこのことを聞かなくてよかった気がするのに…。

どうして聞いちゃったんだろう?

最悪の幕開け。

そして、最後の幕開けであった。