「やめな。 リア。」
止めてくれたのはあのフードを被った紅兎。
「だってぇー…。」
「どうせ同じことになるんだから最後まで生かせておけ。」
「はぁーい。」
『ねぇ、リア。 そして兎さん。 どういうことなの?』
「もう、無理だな。 リア。 アリアが怒ってっぞー。」
「そうね。 キク猫。 言ったほうがいいわね。」
あたしはこのことを聞かなくてよかった気がするのに…。
どうして聞いちゃったんだろう?
最悪の幕開け。
そして、最後の幕開けであった。
止めてくれたのはあのフードを被った紅兎。
「だってぇー…。」
「どうせ同じことになるんだから最後まで生かせておけ。」
「はぁーい。」
『ねぇ、リア。 そして兎さん。 どういうことなの?』
「もう、無理だな。 リア。 アリアが怒ってっぞー。」
「そうね。 キク猫。 言ったほうがいいわね。」
あたしはこのことを聞かなくてよかった気がするのに…。
どうして聞いちゃったんだろう?
最悪の幕開け。
そして、最後の幕開けであった。


