【短編】今まで書いた寄せ集め恋愛小説

「なんだよ。 慧。」

 そうあざ笑っていたら…慧がいきなり否、突然抱きしめてきた。

「お前が、好きだ…。」と顔を赤くして言った。

 あたしは困惑した。

「嘘付き。 嘘付きは嫌いだ。」

「嘘じゃねぇ。 ほら、今午前じゃなくて午後だろ?」