【短編】今まで書いた寄せ集め恋愛小説



「あーっ。 ごめんなさい」

・・・今の状況は何だ?

空から落ちてきた?少女がー・・。
俺の上に乗っかって俺が酸欠になってー・・。
んで、ベランダで俺の前で土下座・・。
なんだ、こいつ・・・・。
「ほんっとうにごめんなさいっっっ!! ああなるとは予想してませんでしたっ!!」
ああなる=俺の上に乗っかる?
「あー、いや。 いいんだけどさ・・ベランダで土下座する奴がいるかぁあああっ!!」
俺はとっても一番気になっていたことを言った。
「え? あ、えっとー。 つまり・・・」
なんかこいつ頭の出来が悪いのかよ、おいっ。
「家の中に入っていいってことですかっ」
あー、なんか目ぇキラキラさせてるし。 ま、いっか。 入れたって。
これが俺の誤算だった。
まぁ、このときの俺はなぁ──んにも知らなかった小僧だったんだからな。
「あー、ま、いいよ。 上がって」
そういって少女を自室へ連れて行った。