【短編】今まで書いた寄せ集め恋愛小説

「ねぇっ?! あなたダレっ?」

少年はビクッと身震いし、上を見上げました。

そこにはドレスを着ていた少女が立っていました。

「え、えと、僕は、向こうの国から着ました」

「え、そうなのっ?」

少女はにっこりと笑い、喜びました。

「うん」

少年はうなづきました。

「ねぇ、あたしも向こうの国に連れてって」

少女は少年にお願いしました。

少年は答えました。

「いや、まだダメ。 ちゃんとあの国境が壊れたらくればいい」と。

少女はえーいいじゃないと思いました。 

「なら、国境が壊れたらあなたっ、あたしを迎えに来て?」

「べ、別にいいけど」

少女は嬉しそうでした。

「…あ、あなたの名前ってなんていうの?」

「ん? 僕? 樵來規(きこり らいき)って言うよ。 あなたは?」

「私? わたしは、佐倉綺奈(さくら きな)って言うわ」

少年と少女は口約束をして、別れました。