「こんにちは」 「・・・拓哉に用があるのね? ちょっとここで待ってて」 そういっておばさんは拓哉を呼びに行ってしまった。 行かなくてもよかったのに。 それから数分たって────。 「桃、何のようだ?」 拓哉が降りてきた。 「・・・なさい・・・!!」 「は?」 「あたしとっ、一緒に七夕のお祭り行きなさいっっ!!//」