『そうよ。  今貴方が乗り移っている体はずっと前にあたしに来たものよ。
最初は貴方みたいだったわ。 
でも結構慣れてきたのよ。ちゃんとした招待客じゃないとあたし達は乗り移れなかった。
 でもやっと貴方が来たのよ。 
ありがとう。あたしはこれから貴方の体を使って思う存分暴れてくるわ。』

そういってリアは虚空を切って扉を出し消えていった。

最後に『ありがとう。』と満面の笑顔で言って。

「どうする? アリア。」

『しょうがないわね。 逝くわよキク猫。 ここのセカイは歪んでるんだから。』

あたしはこれからあの人達を探しに行く。

ねぇ?次は貴方かもしれませんよ?