「……え?……ああ!ごめん!前髪が邪魔そうだったから、勝手な事しちゃった!気に入らなかったら取ってくれて良いから!」

私はその瞳にドギマギしながら席に戻る。

(これは、結構ヤバイかもしれない……)

そっくり所の話じゃなかった!

今目の前に居るのは、『昴』にしか見えない。

(直視出来ないよーっ!)

一人悶えていると、突然佑くんが、

「……良いん…ですか……?」

と、尋ねて来た。

「え……?」

『良いんですか』……?

って、何が?

……ああ!