好きな人の弟を、利用した

「……昴は昴で…能天気……あんな性格だから……気にするな…って言ってくたんですけど……ある日…何人かが固まって僕の悪口…を言っていた所に…たまたま出くわして……そしたら夏夜さんが……」

「えっ?私!?」

急に出て来た自分の名前に驚く。

「私、なにかしたっけ!?」

「……はい。夏夜さんは…その人達に
……『双子だって考え方や能力が違って当たり前だ!コソコソ陰口叩く暇があるんなら、手を動かせ!』……って…怒ってくれたんです……」


私は頭をフル回転して記憶を辿った。

そんな事、あった様な無かった様な……。