「…………え?」
佑くんが、私の告白に目を見開き、固まった。
だから、もう一度、ハッキリと告げる。
「私、佑くんの事が好きなの」
「…………え?」
佑くんは、目を丸くして『え?』しか言わない。
別れよう、と言われた数分後に、真逆の告白をされれば、驚くのは当たり前だ。
「確かに、ずっと昴の事が忘れられなくて、辛かった。だから、佑くんを代わりにしよう、なんてバカみたいな事を考えてしまって……本当にごめんなさい。……でもあの夜、ホテルで泣きじゃくる私を、理由も聞かずに佑くんは優しく抱き締めてくれた……。あの時から、昴じゃなく、佑くんが好き……」
「…………………」
私の言葉が信じられないのか、まだ目を見開いている。



