「本当に20分で終わらせるなんて!弟くん、うちの部署に転属して来なよ!その才能、もったいないよっ!そんでありがとう!助かった!」

「……いえ……」

『杉崎弟』は、私のテンションに少し困った様な声だったけど、私は興奮しちゃって、そんなのお構い無しにはしゃぐ。

本当に凄い。

私だったら1時間でも終わらなかったであろう量を、意図も簡単に!