「なーんだ。じゃあ後もう少しじゃないですか。身体から始まる恋でも良いじゃないですか。相性って大事ですよ?て言うか、アイツにもそんな欲ってあったんですね~。普段あんなボサッとしてるのに」

一人で頷いて納得している凉子。

「あの、凉子さん?しないからね?」

「じゃあ別れますか?」

「他に選択肢はないの!?」

「はい」

「えぇぇ……」

よくよく凉子を見てみると、3杯目のビールを飲み終え、4杯目に突入している所だった。