弁当を持ち玄関をでたら
光が迎えにきていた
「おはよ、瀬里一緒にいこう」て車の助手席のドアをあけた
「いいの?そこ彼女席でしょ?私ただの友達だよ?」
「俺は瀬里しかすすめないよ、ほら乗った、乗った」て押し込んだ
「これ お弁当、きれいに食べてね」
「瀬里の料理はビカイチだから全て食べるよ」
手渡し、後ろを振り返って視線を感じた方を見たら光の顔が間近に迫っていた
そして・・・・唇が・・・・・
すごく長く感じた
1度離れたけど足りないって
また・・・・近づいた
キスするときどうするの?
目は閉じるの?
呼吸はどうするの?
ふがふがしていたら
「呼吸くらいしろよ」だって
「私の初体験を奪った上に・・・」
なきはじめた、私もうお嫁さんになれないってワンワンと・・・・
「なれる、俺の嫁さんになれよ、それでま~るく収まるってもんだ」
「いや、私も好きな人作りたい」
「・・・・・・・・・」
降りようとしていた
「歩いて行く・・・・」て
間に合わなくなるからって無理矢理引き留めた
車が動き始めたけどまだしゃくり泣いていた
「光、私をお嫁さんにしてくれるの?」
「あぁ瀬里がいいのならな?」
「私に好きな人が出来るまでね」
いやそれは無理ではないか?
俺から逃げられなくしてやる

