「そういえば、幽霊に触られると3日以内に幽霊が殺しに来るみたいよ?」
「まさか、ありえないでしょ」
とことこ歩いていると…
「あそこに何か白いのが見えない??」
「うん、見える見える!」
その白い何かはどんどん二人に近づいてきます。
「まさか幽霊じゃないよね?」
「変なこと言わないでよ!」
白い何かが私達の行く手を遮ります。
「幽霊だぁぁああぁぁぁぁぁああぁ」
二人は必死に走った。
「あぁ~」
マナは転んでしまった。
「大丈夫?」
「私は気にしなくていいから先に行って!」
「う、うん」
美羽はマナを置いて走った。
「きゃ~~~!!!!」
洞窟の入り口で美羽が待っていると、中から悲鳴が聞こえてきた。
悲鳴の10秒後ぐらいにマナは出てきた。
「私、幽霊に触られちゃった…」
「っていうことは3日以内に死ぬっていうこと!?」
「そ、そうなるんじゃないかな?」