「遅かったね。って、ゆり…、もうちょっと可愛らしいパンの持ち方できないの?あと、量…。」
私は清水くんと話せたのが嬉しくて
パンを鷲掴みで持ってきた。
いや、持ち方と清水は関係ないんだけどね?
「唯、清水くんとお喋りできた!」
興奮した様子で勢い良く唯の肩を揺さぶる。
「うん、落ち着こうね?」
まるで、ゴミを見るような目で私を睨んできた唯。かわいい
「ご、ごめん!」
ぱっと手を離し維の前の席に座り先程買った焼きそばパンをむしゃむしゃ食べ始めた。
「ほれでね?さっひ、ひみぶくんと「口の中の物無くしてから話そうね?」
「っ。さっき、清水くんと話せたの〜!」
ぱぁぁと音がなりそうな笑顔を浮かべながら唯に先ほどの出来事を伝えた。



