4年生になった11月
愛子は沢山友達を作ってハナとも仲が良くなった
ムラとは順調で、未だに一緒に寝ている
ハナが遊びに来ていて昼ご飯を食べていた
「そーだー
あのさー今年のクリスマスはウチん家おいでよー
去年は無理だったけど、今年は皆でパーティーしよー
ウチの子、愛子の2つ年上と6つ年上だけど、
上手くいく気がすんだよねー」
そう言うと愛子は悩んでから
「んー??
ムラがいいって言ったら行く!」
そう言うとムラは
「アハハ…
俺じゃなくてさ、愛子が皆で賑やかなのが良いんならお邪魔させてもらおうか」
と、微笑むと愛子は満面の笑顔で頷いた
「じゃーさーじゃーさー
愛子、電車乗ってみたい!」
唐突にそう言った愛子に2人は驚き聞き返した
すると愛子は恥ずかしそうに
「友達がね、電車に乗ったことないの変って言ったから……
ダメ??」
上目遣いにムラとハナを見つめておねだりをした
するとすぐにムラとハナが
「ぜんっぜんいい!!!」
「むしろ、いくらでも電車に乗せてあげる!」
なんて言っていた
愛子は嬉しそうに残りのご飯を食べて鼻歌を歌いながら片付けをした

