君のくれた人生








「ハナーーー」



少しすると愛子はハナに懐いた



「ちょ、ムラのとこに行きなさいよ
それからハナさん
でしょ!」



と、怒るがまんざらでもない様子でいる



それを見てムラはやりきれないような顔で



「ねぇねぇ、俺も混ぜてよー」



なんて言っている



その日から1ヶ月に1度はハナが遊びに来るようになった