「美琴!」
えっ?
「お前、水原美琴だろ?覚えてるか?おれのこと」
どうしよう...とりあえず

「ごめんなさい、人違いだと思います」
ごめんね
優くん...

「同姓同名なのに?本当に違うのか?」
「人違いです!失礼します!」

ガラガラ
ピシャッ

思わず飛び出して来てしまった...
でも私なんかと関わったらきっと優くんは後悔する
だって私は誰にも愛されないような人間なのだから
昔から光のようだった優くんとは一緒にいれないよ...
私なんかの闇で君の光を陰らせるわけにはいかないのだから...

だからごめんね...