夏休み、忘れられない幼馴染・花岡幸菜が、笠原彰人のもとを訪れる。

幸菜は交通事故で亡くなっていたが、『いつか必ず会いにいく』という幼い日の約束を思って、『笠原彰人とその家族にしか見れない』という条件付きで戻ってきたのだった。

1章『約束を思って』は彰人目線で2人の恋と彰人の心の成長を、2章『約束を守るため』では幸菜目線で、命の大切さと気にかけられることの素晴らしさが書かれている。

さらに3章『約束を見つめて』は、神目線で、彰人と幸菜を見てまだ神になったばかりの幼い当代神が学んだことが書かれている。

最終章『その約束』では、彰人がどのように生涯を終えたかが書かれている。