ある夏の思い出〜よつばの約束〜

「…幸菜ちゃん、楽しめた?」

「うん!すごい面白かった!」

…本当は、内容なんて聞いていないけど。

「すごかったね。疲れただろう」

彰人の父も気を使ってくれている。

「うん。なんか…本当に面白かったよ!」

みんなの優しさが嬉しくて、やっと落ち着きながらお昼ご飯に向かった。